魔法退魔伝・空想小説シリーズ
魔力士スズカ


  えっとですね、実を言うと12+1というタイトルが冠せられる作品は本来はこれだったんですね。これの第1話を作っている最中に少年少女  文庫さんに提出していた作品が没になってしまって、急遽途中まで作っていた作品を元にしてTSF作品の12+1ができたわけです。TSFに  するにあたって当然主人公を少女から少年にして、年齢も小学生から高校生に変更しました。それによって第1話の内容も変わってしまいました   以降、本作は手を入れられることもないまま放置してあったんですが、12+1が完結する段階になってまた作ってみようという気になりまし  て、タイトルも変えて製作いたしました。そのタイトルなんですが、実はタイトルに主人公とかロボットの名前を入れるのは好きじゃないんです  よ。だから、当初は12+1(真)というタイトルにするつもりだったんですが、迷った末に現在のタイトルとなりました。魔力士というのは魔  法少女では芸がないと思いまして作りました。作中には魔法少女も出てきます。
  12+1との変更点は主人公の男だったときの名前である涼太が弟の名前になっていること、12+1ではシマリスによって魔法少女にされて  しまいますが、本作ではペンダントに宿った精霊との契約によって変身します。よって、シマリスは登場しません。M機関も登場せずIMPOと  いう組織が登場します。ジュエルモンスターの設定も異なり、12体から7体に減らしました。キャラクターもルイ・バルト・アランブルックは  ルイ・カナール・バルバロッサに改名して、イギリス人からドイツ人になりました。これは彼女と主人公の魔法が同じ英語でダブるからです。



終わりの始まり
(不気味な生物モンスターに襲われた涼香。この時を境に彼女の運命は大きく変わる)

さようならは言わずに
(連日の戦闘で涼香は疲労困憊となる。しかし、モンスターの魔手は彼女の周囲にもおよんでいた)

冥土特急
(周囲の人間を巻き込まないために涼香は旅に出た。その道中で涼香は廃駅に一人立つ少女と出会う)

吸血鬼達の宴〜バンパイアズ・パーティー〜
(古びた洋館に泊った涼香は吸血鬼達のパーティーに出くわしてしまう)

モンスターの恩返し
(教会で起きた殺人事件、涼香は当初モンスターの仕業と睨むが…)

夢とモンスターと時の流れと
(子供がさらわれる事件が発生。涼香は犯人のモンスターを追って異世界に飛び込む)




 【登場人物】
  桜谷涼香
  本編のヒロイン。小学5年生の普通の少女だったが、モンスターに襲われたのをきっかけにしてヴォルフザームと契約して魔力士となる。  武器は弓矢。変身道具はペンダント。魔力士とは精霊と契約することで魔導師以上の魔力を持った人間の事。ただし、魔導師と違って魔法は  あまり使えず、魔力を専用の武器に込めて戦う。戦闘に特化した魔導師ということ。
  ヴォルフザーム
  涼香と契約した最高位の精霊。位の高い精霊と契約すれば強い力を得られるがその分、体への負担が重くなる。
  ルイ・カナール・バルバロッサ
  代々、魔導師の家系に生まれた少女。でありながら精霊と契約して魔力士となったことで異端扱いされる。武器は剣。




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