オリジナルのウルトラマンの設定
ウルトラマン
地球に来た理由 宇宙警備隊の惑星警備官に合格して、最初の赴任先になったのが地球。
地上での姿 住所不定無職の20代の青年。ウルトラマンが地球に来たときに暴れ
ていた怪獣と防衛組織の戦闘に巻き込まれ死亡したのをウルトラマン
と融合することで蘇生。ウルトラマンと融合しているためか、その身
体的能力は極めて高く、厳しい訓練を積んだ防衛組織の隊員が歯が立
たない宇宙人をいとも簡単に倒すことができる。
怪獣と戦うときは変身するが、等身大の宇宙人とは人間のまま戦う
こともある。その時は右腕を突き出して出す光弾で敵を殺す。
防衛組織の過失で死亡したため、防衛組織に対する反感が強く、ま
た規律に縛られるのも好きではないため防衛組織には最後まで加わら
ない。
最終回で防衛組織の女性隊員が死亡すると、彼女に自分の命を与え
その直後に変身して戦う。命を失った青年は生き返ることはなかった。
変身 右腕のブレスレットを胸の前にかざし、そして右上を上に突き出す
ことで変身する。
能力 ウルトラマンは赤・青・黄色の3パターンに変化することができる。
赤 基本形。変身するとまずこの姿になる。光線技を繰り出す。
青 肉体的能力を高めたバージョン。パンチやキックといった肉体を使
う技が得意。欠点は光線技ができないことと、空を飛べないこと。
黄色 特殊技能を使えるバージョン。欠点は体力が低くなること。
技
フィスト光線 赤。右腕を前に突き出して出す。一番多く使われる必殺技。
ビーム手裏剣 赤。手裏剣を投げる動作で出される。ザラブ星人を倒した。
マキシム光線 赤。連続して発射される光弾。殺傷力は低い。
グランシウム光線 赤。腕をL字に組んで出される強力な光線。キングドラゴンの時に
1回だけ出されるも絶対防壁に阻まれ通用しなかった。以後は使用し
ていない。
クラッシャービーム 赤。全エネルギーを集中して出す最強技。ストライム星人のロボッ
ト怪獣を倒すときに1回だけ使われた。威力が強すぎて仙台市内は壊
滅してしまった。
ウルトラキック 青。足にエネルギーを集中して繰り出される。
ウルトラパンチ 青。右手にエネルギーを集中して繰り出される。
ウルトラチョップ 青。右手にエネルギーを集中して繰り出される。
バリアー 黄色。あらゆる光線や熱線を遮断することができる。
瞬間移動 黄色。任意の場所に一瞬で移動できる。
ウルトラアイビーム 黄色。両目から放射され敵のバリアーを無効する事ができる。
ウルトラ念力 黄色。相手の動きを封じることができるが、その間は自分も動けな
い。キングドラゴンの動きを封じて防御できないようにした。
他にも技はある。
防衛組織
組織 強化怪獣の出現に対処するために選りすぐりの精鋭で組織された特
務部隊。隊長以下7人で構成。隊長と通信役は常時基地で指揮を執る。
現場には副隊長らがむかう。後にもう一人加わる。
兵器 科学力を結集して製造されたため一般の怪獣なら独力で退治するこ
とができる。強化怪獣相手には苦戦を強いられるが、キングドラゴン
のときにN1号ミサイルを開発して、1発目は絶対防壁で効かなかっ
たが、ウルトラマンがキングドラゴンの動きを封じている間に2発目
を発射してこれを倒した。
主な隊員
隊長 いつも基地で指揮をする人。たまに現場にも行く。
女性隊員 青年とは学生時代に同じ教室だった。お互いに好意を持っていたが
それを口にできないまま卒業と共に別れた。最終回でテテボロス星人
に殺されるも、青年からもらった命で蘇生する。しかし、彼女がそれ
に気づくことはなかった。
女性隊員 物語途中から入隊した新人。実は研修のために地球に来た女性のウ
ルトラマン。防衛組織で得た情報を青年に送っていた。
強化怪獣 普通の怪獣が謎の宇宙線を浴びて変貌した超強力な怪獣。
補足
強化怪獣 上記にあるように強化怪獣とは謎の宇宙線を浴びてパワーアップした怪獣のこと
です。なぜ、そういう設定にしたかというと、普通の怪獣ぐらい防衛組織だけの
力で退治できなくてどうするという思いがあったからです。それで防衛組織は普
通の怪獣、ウルトラ怪獣でいえばレッドキングとかだったら、ウルトラマンに頼
らず自力で倒せるという設定にしました。でも、強化怪獣や宇宙怪獣には歯が立
ちません。っていうか、歯が立ったらウルトラマンは必要ありませんから。
宇宙怪獣 ここでいう宇宙怪獣とは侵略宇宙人が地球侵攻用に連れてきた怪獣です。侵攻に
使用するためパワーアップさせてあります。このウルトラマンに出てくる宇宙怪
獣はすべて宇宙人の侵略用生物兵器です。ただひとつの例外がキングドラゴンで
す。
キングドラゴン 何回も名前が出てくる怪獣ですが、どういう怪獣かとストーリー設定を見
てください。
第?話 「竜王降臨」 宇宙竜王キングドラゴン登場
度重なる侵略者の襲来に対抗するため日米欧は怪獣撃退用のロボット
を開発することを決定した。同時に侵略者の地球侵入を阻止するため周
回軌道上に宇宙ステーションを建設することも決められた。
ロボットの開発はすでに科学者達の手によって設計図が描かれていた
のでスムーズに進み、数ヶ月後には試作の1号機が完成した。試作機の
テストは防衛組織が行うことになった。ちょうどその時、地球に接近す
る巨大な物体が探知された。隕石や彗星ではない。侵略宇宙人と判断し
た防衛組織は実戦テストのためロボットに出撃を命じた。
火星圏で巨大物体と接触したロボットはそれが怪獣であることを確認、
搭載兵器で攻撃を開始した。しかし、どの攻撃もまったく怪獣には通用
せず、ロボットは猛スピードで体当たりされ制御不能となってしまう。
ロボットを瞬殺した怪獣は建設中の宇宙ステーションも破壊して、地
球に降り立ち破壊活動を始める。防衛組織はこれを攻撃するが怪獣には
ほとんど通用しない。そこへ、ウルトラマン登場。怪獣と格闘する。そ
して、フィスト光線発射。しかし、怪獣は大きな羽で全身を覆い隠して
絶対防御を形成して光線を無効化してしまう。ウルトラマンは様々な光
線を出すが、どれも絶対防御に阻まれてしまう。危うし!ウルトラマン。
第?話 「荒野の決戦」
ウルトラマンは怪獣の絶対防御の前に敗北した。口からの破壊光線と
大きな羽で出される衝撃波で街を次々と破壊する怪獣。防衛組織は対怪
獣用に開発されたN1号ミサイルの使用を決定。それを怪獣に発射する
も、これまた絶対防御で阻まれてしまう。N1号ミサイルはもう1発が
製造中だが、絶対防御を無効化しないかぎり怪獣には通用しない。防衛
組織は絶対防御を無効化する方策を会議した。
一方、ウルトラマンに変身する青年は怪獣の絶対防御が羽で全身を覆
い隠している時のみ有効であることを見抜いていたが、念力で怪獣が絶
対防御の体勢をとるのを阻止できても、その間はウルトラマンも攻撃が
できなくなってしまう。そこへ、地球に研修のためにやって来て防衛組
織の隊員となっている女性のウルトラマンからN1号ミサイルのことが
知らされた。N1号ミサイルなら怪獣を倒すことができるという話を信
じた青年は防衛組織が攻撃を再開する時間を聞いて、決戦に備える。
そして、防衛組織の総力を挙げた攻撃が開始された。青年もウルトラ
マンに変身して怪獣と戦う。黄色バージョンに変身したウルトラマンは
念力で怪獣の動きを封じた。がら空きとなった怪獣の胴体めがけてミサ
イルが発射された。ミサイルは怪獣に命中した。数秒後、怪獣の全身か
ら亀裂が走り、怪獣は粉々に粉砕された。
話のモチーフは帰ってきたウルトラマンの必殺!流星キックです。キングドラ
ゴンのキングはキングザウルスV世からとりました。ウルトラマンジャックがい
ろいろ光線を出してみたけどバリアーのために通用しないというシーンが好きで
す。
地球に研修のため来たウルトラマン
まあ、話のモチーフはウルトラマン80のユリアン王女です。ウルトラマンに変身する青年が
防衛組織に入らないので怪獣や宇宙人についての情報が入りにくいだろうなーってことで、彼に
防衛組織で得た情報を伝える役目として登場させることにしました。地球人女性に変身して防衛
組織の入隊試験にトップで合格して見事入隊します。変身はしません。ずっと人間の姿で戦い抜
きます。ユリアン王女は80と一緒に地球を去りますが、彼女はウルトラマンが去っても一人地
球に残ります。
第?話「宇宙から来た研修生」 強化地底怪獣ガッシン登場
ウルトラマンに変身する青年は本部から宇宙警備隊養成校を卒業した見習いが研
修のために地球に行くから面倒見るようにとの指令を受けた。やってきたのは女性
の研修生だった。来る前に地球のことを調べていた研修生は青年に防衛組織に入り
たいと頼む。青年は防衛組織の女性隊員に彼女を紹介して防衛組織に入る方法を尋
ねる。ちょうど防衛組織が新規に入隊希望者を募集していたのでそれに応募するこ
とにした。研修生はトップで合格し、はれて入隊となった。んで、怪獣登場して初
出撃。はりきるも結局最後はウルトラマンが怪獣を倒した。
登場人物名 やっぱり不便なので名前をつけることにしました。
ウルトラマンに変身する青年 マナベ・ケン
防衛組織の女性隊員 シンドウ・アキ
研修生の地球人での名前 コオリヤマ・ミズホ
最終回−2話「地球防衛軍対怪獣軍団」
強化地底怪獣ロンゴロフ、強化水棲怪獣グレーメント、強化怪鳥クルードン
強化毒ガス怪獣バキュラス、強化大蛇怪獣ガルド登場
怪獣や侵略者の脅威に個別で対抗してきた日米欧は統合された防
衛組織の必要性を痛感し、地球防衛軍を組織する。これにより、政
府直属だった日本の防衛組織は地球防衛軍極東支部と名を改めるこ
とになる。
ちょうどその時、まるでタイミングを合わせたかのように世界各
地で怪獣が出現した。それまで一度に1匹しか出現しなかった強化
怪獣の大量出現(普通の怪獣や宇宙怪獣と同時に登場することはあ
った)に地球防衛軍は苦戦を強いられる。
最終回−1話「絶望の戦い」
策謀宇宙人テテボロス星人、破壊超獣デスライザー、仲良し怪獣パンパ登場
辛うじて怪獣を撃滅した地球防衛軍だったが、戦力の大半を失っ
てしまった。激戦が展開された街は壊滅状態となり、何千万人もの
人々が難民生活を強いられた。
日本でも怪獣が出現した大阪市街が壊滅していたが、防衛組織内
ではウルトラマンが現れなかったことに不満が噴出していた。いつ
しか彼等の中にウルトラマンに頼りきるという精神が植え付けられ
ていたのだ。ミズホは何度もケンを呼ぶが、応答はなかった。
その頃、ケンはテテボロス星人に囚われていた。実はさきの怪獣
の一斉出現は彼等の仕業だったのだ。変身する前のウルトラマンを
監禁し、地球防衛軍を疲弊させたテテボロス星人は全人類に宣戦を
布告する。
宣戦布告と同時に始まった一斉攻撃で地球防衛軍も各国の軍隊も
なす術無く壊滅させられてしまう。テテボロス星人の降服勧告に各
国の首脳は受諾の意を示し、地球はテテボロス星人の支配下となっ
た。
だが、その中でテテボロス星人に抵抗を続ける人々がいた。地球
防衛軍極東支部の隊員達である。一度はウルトラマンが現れない限
り地球は救われないと諦めていた彼等だったが、隊長の檄で戦意を
取り戻し勇気を奮い立たせたのだ。
この動きを察知したテテボロス星人はこの人類最後の抵抗勢力を
殲滅するため最強の怪獣デスライザーを送り込む。途中の村で人間
と自然を守るために立ちふさがったパンパをデスライザーは切り刻
んでしまう。その残忍さは抵抗する者には一切の慈悲もないという
テテボロス星人の意思表示だった。
最終回「悲しき別れ」
策謀宇宙人テテボロス星人、破壊超獣デスライザー登場
地球防衛軍極東支部とデスライザーの決戦が迫るなか、脱出に成
功したケンはミズホにテテボロス星人のアジトの所在を伝える。ミ
ズホはアジトの攻撃を提言するが、誰も彼女の話を信じなかった。
ミズホは一人アジトに向かうことを決意するが、アキも彼女に同行
することにした。
アジトに到着した二人だったが、すでにケンとテテボロス星人達
との戦闘が始まっていた。アキは本部に応援を要請するが、彼女達
もテテボロス星人に見つかってしまい銃撃戦となる。だが、多勢に
無勢でアキはミズホを庇って銃弾に倒れてしまう。直後、二人を発
見したケンは急いで駆けつけるが、アキはすでに死亡していた。ケ
ンはウルトラマンが自分にくれた命をアキに渡そうとするが、ミズ
ホはそれを止めた。命を手放した瞬間にケンはこの世から消滅して
しまうのだ。だが、ケンはそれでもいいとミズホの制止を振り切り
このことを誰にも言うなと伝えるとアキに命を与えた。直後、ケン
の体は光を発して消滅し、ウルトラマンが現れた。ウルトラマンは
デスライザーがいる地点に移動し、闘いを始める。防衛組織はテテ
ボロス星人のアジト攻撃に全力を集中することにし、星人を全滅さ
せることに成功する。ウルトラマンも満身創痍になりながら最後の
力を振り絞ってデスライザーを倒した。ウルトラマンは傷ついた体
を癒すため地球を去ることにした。そして、テレパシーで隊員達に
別れを告げるのだった。隊員達は敬礼でウルトラマンを見送るのだ
った。直後、アキが目覚めるが、自分が一度は死んだとは思いもし
ない彼女はミズホが見せる悲しげな表情の意味がわからなかった。
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