魔法少女リリカルなのはの設定

 
 リリカルなのはは小生が知人に紹介されたアニメでした。初めてそっちの方に精通している人と知り合ったので、
「おすすめのアニメある?」と訊いたところ複数のアニメを列挙してその中にリリカルなのはがありました。
それまではアニメのヒロインの最低年齢は高校生もしくはギリで中学生だったんですが、いざ見始めると物の見事
にハマッてしまいました。好きなキャラクターはフェイト・テスタロッサ(ハラオウン)とティアナ・ランスター
です。
 
 
 リリカルなのはのオリジナル設定というのは以前から複数考えていたんですが、その中で最古なのは3期が放映
されていた時期に思いついたものでした。それ以後、そんなことを妄想していたなんてすっかり忘れていたんです
が、4期が始まったと聞いて思い出してしまいました。ガンダムや仮面ライダーみたいにそんなに精通しているわ
けではないんですが、とりあえず作ってみました。知識不足のため間違いがあるかもしれませんが、ご了承くださ
い。
 
 
 舞台は3期の後とします。ティアナがフェイトの補佐をしている時期です。第97管理外世界つまり我々がいる
この世界で起きた事件をめぐってフェイト・ティアナが活躍します。
 
 
登場人物
 リリカルなのはの登場人物は別にここで紹介しなくてもいいと思うので、オリジナルキャラのみを紹介させても
らいます。
 
木崎さくら
 小学校5年生の女の子で物心がついた頃から祖父の道場で剣道を習っていて、その腕前は大人顔負けです。両親
は事故で死亡して、祖父も病気で亡くなったため施設に預けられそうになるのを逃げ出しました。ミッド式、ベル
カ式とは異なるゼクエス式の魔導師で、相手の意思を一時的に支配する力をもっています。装備する武器は魔剣グ
ラム。死んだ家族を取り戻すため、神に等しい力を持つゼクエスの帝王になることを決意して同じゼクエス式の魔
導師で帝王候補のルーシーと死闘を演じます。
 性格はやや自己中心的で他者を思いやる気持ちが見られませんが、それは友達がいないこととその上に家族まで
失ったことからの寂しさからくる反動で、フェイトやティアナら時空管理局の面々の優しさに触れることで心を開
き物語終盤では洗脳されたルーシーと戦って、彼女の洗脳を解くことに成功します。その後、ルーシーと和解して
一緒にフェイトに引き取られました。
 
ルーシー・ブランケット
 さくらと同じ11歳の少女。生後すぐに家族を失い、以後は武装組織に育てられたが、その武装組織も壊滅して
天涯孤独の身となりました。相手の記憶を支配するゼクエス式の魔導師ですが、それ以前はミッド式の魔導師だっ
たので、ミッド式の魔法も使用できます。装備する武器は魔槍ハルバード。家族と仲間を争いでなくした事から争
いごとを人一倍嫌っていますが、争いごとをなくすには絶対的な指導者が必要と考えてゼクエスの帝王になること
を決意します。ちなみにミッド式での魔導師ランクはB+です。
 前述したように争いごとを好まない基本的に優しい性格ですが、一方で目的を果たすためなら手段を選ばない冷
酷さという相反する性格も持ち合わせています。それでも、時空管理局の懸命な説得を受け入れて、さくらと和解
することを了承しますが、その直後に拉致されて洗脳されてしまいます。終盤で、洗脳されたまま帝王になること
を潔しとせず、さくらの意識に自分を殺すよう訴えますが、自分を信じるというさくらの言葉に感激して涙を流し
ます。さくらの励ましもあって自分で洗脳を解くことに成功し、その後はさくらと和解して友達となりました。事
件後は共にフェイトに引き取られ、執務官になる勉強を始めています。
 
魔女
 さくらにゼクエスの力を授けた女性です。
 
神官
 ルーシーにゼクエスの力を授けた神官です。
 
ダニエル・ジャッカル
 武装宗教団体フォーサイスの教祖。古代ベルカ式の騎士でルーシーを拉致して洗脳しゼクエスの帝王とすること
で世界を支配しようと企みます。魔導師ランクはS。最後は逃亡を図りますが、フェイトによって捕縛されました。
 
 
 
 
用語解説
 
ゼクエス式の魔法
 ミッド式、ベルカ式と並ぶ魔法体系の一つ。と言っても、この系統の魔導師が出現するのは5000年ごとに二
人だけです。二人が戦って生き残った方が帝王となります。そのためこの系統の魔導師は帝王候補とも呼ばれます。
 帝王候補になるには、天涯孤独であることと身体が穢れていないことが絶対条件となります。そうした条件を満
たしてなおかつ魔女なり神官なりに選ばれた者が帝王候補になる資格を得ます。
 この系統の魔法の特徴は、防護・身体能力の強化・高速移動・空中浮遊のみという非常にシンプルなもので、攻
撃・攻撃補助・回復その他の魔法は他系統の魔法を身につける必要があります。これは、この系統の魔法の最大の
特徴である他者の何かを絶対的に支配する能力とあらゆる魔法や物理的攻撃を阻止するHIディフェンスがあるた
めあまり魔法に頼る必要がないからです。
 
他者を支配する魔法
 ゼクエスの帝王候補は相手と視線を合わすことでその相手の何かを支配する魔法が使えます。何かとは相手の記
憶だったり、認識(例えば初対面なのに何十年来の友人と認識させるみたいな)だったり、意思そのものだったり
します。魔法が発動するときは両目が光ります。さくらは黄色く、ルーシーは赤く光ります。ただし、同じゼクエ
スの帝王候補には通用しませんし、Sクラス以上の魔導師にも効果がありません。なにより、相手と目を合わすこ
とが絶対条件となります。
 
HIディフェンス
 一種のバリアです。非常に強力な防護壁でスターライトブレイカーですら打ち破ることができません。ほぼ完璧
に近い防御ですが、一度に一方向しか展開できなかったり(つまりは死角が生じる)、帝王候補の血が付着したも
のは無条件で通してしまう欠点もあります。
 
帝王候補の武器
 さくらは剣をルーシーは槍を装備しています。それぞれ魔剣と魔槍とあるように、持ち主の血を吸うことで威力
を発揮します。HIディフェンスを打ち破る唯一の攻撃手段で、最大出力で使用すれば相手をデバイスごと一刀両
断にすることができます。
 
帝王候補の戦闘力
 世界に君臨する帝王の候補者だけあって、その戦闘力は並大抵ではなくSランクの魔導師ですら太刀打ちできま
せん。
 
 
 
 
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